『トランスフォーマー / 最後の騎士王』で分かった前主人公サムのこと

トランスフォーマー / 最後の騎士王』(Transformers: The Last Knight)


ネタバレ有



今作のウィトウィック騎士団を紹介するシーンでサムの写真が数秒だけ大写しになる。

騎士団の掲げる言葉「犠牲なくして勝利なし」はサム・ウィトウィッキーの名前通りウィトウィッキー家の家訓で、サム主人公時代の三部作中でサムも同じ「犠牲なくして勝利なし」というセリフを口にしてる。

つまりサムは無自覚ながらもこのウィトウィック騎士団の末裔の一人だった、ということが今作で判明したってことですよね。

しかしエドモンド・バートンが家系図とメンバーを紹介してサムの写真が出てきた上で「ウィトウィック騎士団の最後の生き残り」を自称していて、ヴィヴィアン・ウェンブリーは魔術師マーリン直系子孫で「ウィトウィッキー家の血を引く最後の生き残り」と紹介されてる。

これは、サムはもう死亡しているってことなんだろうな…。

ケイドが主人公になってからの物語は、人間とトランスフォーマー(ロボット生命体)が争うようになってしまい沢山の良いトランスフォーマー(サム時代の仲間)が人間に殺されてしまった、というところから始まる。もちろんトランスフォーマーだけが人間と敵対しているのではなく、トランスフォーマーを庇う人間も敵視されている。それにより、かつて共に戦い守り合ったはずの人間から裏切られたオプティマスは地球に失望して身を隠していた。

この『トランスフォーマー ロスト・エイジ』の時点でなんとなく、これほどまでにオプティマスが地球と人間に失望するということは、そしてサムが登場しないということは、サムはその争いの中で死んでしまったのでは…、と思っていたのだけど、どうやら予想は当たっていそう。

サムは大好きなキャラクターだからツラい…。「ウィトウィック騎士団の最後の生き残り」と「ウィトウィッキー家の最後の生き残り」は「居処が判明してて戦える人の中では」って意味で、サムは意識不明とか行方不明の扱いになっていて次作以降でなんとかまた登場してほしいな。


物語の展開とか設定とは別に、サム役の俳優シャイア・ラブーフのキャスティング問題(シャイアは以前に『トランスフォーマー』を貶して「もう二度と出演しない」と言ってニュースになったことがあるし、私生活での"奇行"や逮捕歴を理由で降板したり、ある映画会社からはキャスティングしない宣言されてたりもする)もあるから、難しいかな…。


サムの状況はこんな感じかな。とりあえず、私はこれからも『トランスフォーマー』とマイケル・ベイ監督のファンなので次作以降も楽しみにしてますー。…というメモ程度の駄文でした。


※ツイート(https://twitter.com/ubuhanabusa/status/895038903530340352?s=21)をブログに載せ直したものです。